初心者必見!関東釣りスポット完全ガイド|海・川・湖25選・季節別の釣れる魚・手ぶらOK施設情報

アクティビティ

関東エリアには、初心者でも気軽に楽しめる釣りスポットが数多く存在します。
海釣り公園・管理釣り場・渓流など、多様な環境で様々な魚種を狙えます。

本記事では、海釣り10スポット、川釣り8スポット、湖釣り7スポットの計25ヶ所を厳選紹介します
各スポットの料金・アクセス・釣れる魚・レンタル情報を詳しく解説し、初心者が今週末にでも釣りを始められる実践的なガイドを提供します。

手ぶらで行ける施設も多数あり、道具レンタル・餌販売・初心者講習を実施している場所も紹介します。
季節ごとに釣れる魚種カレンダーも掲載し、いつ・どこで・何が釣れるかが一目でわかります。

釣りを始めたいけど何から準備すればいいかわからない
子供と一緒に安全に楽しめる場所を知りたい
そんな方にぴったりの完全ガイドです。
関東エリアの豊かな釣り環境を活用して、新しい趣味の世界に踏み出しましょう。

関東の釣りスポットの魅力

都心からのアクセスの良さ

関東エリアの釣りスポットは、都心から1-2時間以内でアクセスできる場所が大半です。
東京湾岸の海釣り公園なら電車で30分-1時間、房総半島や三浦半島でも車で1.5-2時間程度です。

週末の日帰りレジャーとして気軽に楽しめる距離感が、関東の釣りスポットの最大の魅力です。
早朝に出発すれば朝マズメ(魚の活性が高い時間帯)に間に合い、午後には帰宅できます。

公共交通機関でアクセスできる施設も多く、車を持っていない方でも問題ありません。
駅から徒歩圏内の釣り場や、駅からバスで直行できるスポットも豊富です。

多様な釣り環境

関東エリアには、海・川・湖という3つの環境すべてが揃っています。
東京湾・相模湾・太平洋に面した海釣りスポット、利根川水系や多摩川の川釣り、芦ノ湖や河口湖などの湖釣りと、好みに応じて選択できます。

海では防波堤・海釣り公園・磯・砂浜と場所によって釣れる魚が異なり、川では渓流・中流・河口と環境が変化します。
初心者は安全な海釣り公園や管理釣り場から始め、慣れてきたら本格的なフィールドに挑戦できます。

同じ関東エリア内で、アジ・サバなどの回遊魚、ブラックバスやニジマスなどの淡水魚、ヤマメ・イワナといった渓流魚まで、幅広い魚種が狙えるのも魅力です。

初心者に優しい環境

関東の多くの釣りスポットは、初心者や家族連れに配慮した設備が整っています。
安全柵付きの海釣り公園、トイレ・休憩所完備の施設、道具レンタルや餌販売を行う場所が多数あります。

管理釣り場では、釣り方の指導や道具の使い方を教えてくれるスタッフがいる施設もあります。
初めての方でも安心して釣りを楽しめる環境が整備されています。

手ぶらで行けるプランを提供している施設なら、竿・リール・仕掛け・餌がすべて込みで3,000-5,000円程度から始められます。
まずは手ぶらプランで釣りを体験し、楽しさを実感してから自分の道具を揃えるのがおすすめです。

初心者が知っておくべき釣りの基礎知識

釣りの種類と特徴

海釣り

防波堤や海釣り公園から行うのが最も一般的です。
アジ・サバ・イワシなどの小型回遊魚から、メバル・カサゴなどの根魚、クロダイ・スズキなどの大型魚まで狙えます。

サビキ釣り(小さな針を複数付けた仕掛けでアジなどを狙う)は初心者に最適で、数釣りが楽しめます。
投げ釣り(遠くに仕掛けを投げてキスやカレイを狙う)やウキ釣り(ウキで魚のアタリを見る)など、様々な釣法があります。

潮の満ち引きや時間帯が釣果に大きく影響するため、潮見表をチェックして出かけるのがポイントです。

川釣り

渓流ではヤマメ・イワナ、中流域ではアユ・ウグイ、河口付近ではスズキ・ハゼなどが釣れます。
餌釣りやルアーフィッシング、フライフィッシングと多様な釣法が楽しめます。

渓流釣りは自然の中で行うため、装備や安全対策が重要です。
初心者は管理釣り場で基本を学んでから自然渓流に挑戦するのがおすすめです。

川釣りには遊漁券(釣りをする権利を購入する許可証)が必要な場所が多いため、事前確認が必須です。

湖釣り

ブラックバス・ニジマス・ワカサギなどが主なターゲットです。
ボート釣りと岸釣りがあり、初心者は岸から始めるのが安全です。

管理釣り場(放流された魚を釣る有料施設)なら、確実に魚が釣れる環境で練習できます。
ルアーフィッシングの練習には最適で、釣った魚をその場で調理してくれるサービスがある施設もあります。

必要な道具と予算

最小限の予算で始める(5,000-10,000円)

竿・リール・仕掛けがセットになった初心者パックが3,000-5,000円程度で購入できます。
これに餌・バケツ・タオルなどの小物を加えても10,000円以内で十分です。

釣具店の初心者セットは、海釣り用・川釣り用など用途別に揃っているため、自分が行く場所に合わせて選びましょう。

本格的に楽しむ場合(30,000-50,000円)

竿・リール・クーラーボックス・タックルボックス(道具入れ)・各種仕掛けなど一式を揃えると30,000-50,000円程度です。
長く続ける予定なら、ある程度品質の良いものを選ぶと結果的にコスパが良くなります。

レンタルを活用(1回3,000-5,000円)

まずは釣りが自分に合うか試したい方は、レンタルプランがおすすめです。
多くの海釣り公園や管理釣り場で、道具一式のレンタルを行っています。

季節ごとの釣れる魚カレンダー

春(3-5月)

  • 海:メバル、カサゴ、アジ、クロダイ
  • 川:ヤマメ、イワナ(渓流解禁)、ウグイ
  • 湖:ニジマス、ブラックバス

夏(6-8月)

  • 海:アジ、サバ、イワシ、キス、シロギス
  • 川:アユ(解禁後)、ハゼ、ウナギ
  • 湖:ブラックバス、ブルーギル

秋(9-11月)

  • 海:アジ、サバ、イワシ、カマス、タチウオ、アオリイカ
  • 川:ハゼ、コイ、フナ
  • 湖:ワカサギ(秋後半)、ニジマス

冬(12-2月)

  • 海:メバル、カレイ、アイナメ
  • 川:ニジマス(管理釣り場)
  • 湖:ワカサギ、ニジマス

この表は一般的な傾向であり、場所や年によって変動します。
現地の釣具店や釣果情報サイトで最新情報を確認しましょう。

関東おすすめ海釣りスポット10選

若洲海浜公園海釣り施設(東京都)

東京湾に面した人工海浜公園内の海釣り施設です。
全長570mの釣り桟橋があり、安全柵が完備されているため家族連れにも安心です。

釣れる魚はアジ・サバ・イワシ・ハゼ・スズキ・クロダイなど多彩です。
春から秋にかけてはサビキ釣りで数釣りが楽しめ、冬場はカレイやアイナメが狙えます。
道具のレンタルあり(竿セット1,500円程度)で、餌も現地で購入できます。

アクセス新木場駅からバス10分
料金大人400円、中学生以下無料
営業時間6:00-21:00(季節変動あり)
レンタル竿・リールセット1,500円
仕掛け・餌別途

本牧海づり施設(神奈川県)

横浜市にある本格的な海釣り施設で、全長約300mの桟橋から釣りができます。
水深があり、大型魚も狙えるのが特徴です。

アジ・サバ・イワシは年間を通して安定して釣れ、秋にはカマスやタチウオの回遊もあります。
初心者向けの釣り教室も定期開催されており、スタッフのサポートが手厚いです。

アクセス根岸駅からバス15分
料金大人900円
中学生450円
小学生以下無料
営業時間4-10月 6:00-19:00
11-3月 7:00-17:00
レンタル竿セット1,500円
バケツ・バッカン200円

大黒海づり施設(神奈川県)

横浜ベイブリッジのたもとにある海釣り施設です。
潮通しが良く、様々な魚種が回遊してきます。
全長約200mの桟橋で、沖側と岸側で釣り分けができます。

夏から秋にかけてはアジ・サバ・イワシの大群が入り、サビキ釣りで大釣りが期待できます。
スズキ・クロダイ・メジナなどの大型魚も実績があり、上級者も満足できるフィールドです。

アクセス新横浜駅からバス25分、横浜駅からバス35分
料金大人900円
中学生450円
小学生以下無料
営業時間4-10月 6:00-19:00
11-3月 7:00-17:00
レンタル竿セット1,500円

横須賀海辺つり公園(神奈川県)

三浦半島にある海釣り公園で、相模湾に面しています。
防波堤の内側と外側で釣りができ、初心者は内側の穏やかなエリアがおすすめです。

アジ・サバ・イワシなどの回遊魚のほか、メバル・カサゴ・クロダイ・メジナなど根魚も豊富です。
秋にはタチウオが接岸し、夜釣りで狙えます。

アクセス馬堀海岸駅から徒歩12分
料金大人310円
中学生以下無料
営業時間4-9月 5:00-19:00
10-3月 6:00-17:00
レンタル竿・リールセット1,500円
仕掛け・餌別途

城ヶ島(神奈川県)

三浦半島最南端の島で、磯釣りの名所として知られています。
防波堤・磯・岩場と多様なポイントがあり、本格的な釣りが楽しめます。

メジナ・クロダイ・イシダイなどの磯の大物から、アジ・サバなどの回遊魚まで狙えます。
磯釣りは危険を伴うため、初心者は防波堤エリアから始めることをおすすめします。

アクセス三崎口駅からバス30分
料金無料(駐車場は有料)
営業時間24時間(夜釣りも可能)
レンタル近隣の釣具店で対応

九十九里海釣りセンター(千葉県)

千葉県九十九里浜にある大型の海釣り施設です。
50種類以上の魚種が放流されており、確実に釣果が得られる環境が魅力です。

アジ・サバ・イシダイ・クロダイ・真鯛など、通常は釣るのが難しい魚も放流されています。
料金は高めですが、確実に釣れるため初心者の練習に最適です。

アクセス東金駅からバス30分
料金大人4,500円(4時間)
延長1時間ごと500円
営業時間7:00-17:00(季節変動あり)
レンタル竿・リールセット込み、餌付き

富津新港(千葉県)

東京湾の千葉県側にある大型港で、無料で釣りができる人気スポットです。
堤防が長く、ポイントが豊富で混雑時でも場所を確保しやすいです。

アジ・サバ・イワシ・キス・カレイ・クロダイ・スズキなど多彩な魚種が狙えます。
足場が良く、ファミリーフィッシングにも適しています。

アクセス青堀駅からバス15分
料金無料
営業時間24時間
レンタルなし(近隣釣具店で道具購入可)

鹿島港魚釣園(茨城県)

茨城県鹿嶋市にある海釣り公園で、太平洋に面しています。
防波堤からの釣りで、潮通しが良く大型魚の実績も豊富です。

アジ・サバ・イワシのほか、ヒラメ・マゴチ・スズキなど大型魚も狙えます。
投げ釣りでキスやカレイも人気のターゲットです。

アクセス鹿島神宮駅からバス20分
料金大人310円
小中学生150円
営業時間4-9月 5:00-19:00
10-3月 6:00-17:00
レンタル竿セット1,500円

大洗港(茨城県)

茨城県大洗町の大型港で、複数の防波堤があり広大な釣り場が広がっています。
無料で釣りができ、多くの釣り人で賑わいます。

アジ・サバ・イワシの回遊魚、ヒラメ・カレイ・アイナメなどの底物、スズキ・クロダイなどの大型魚と、ターゲットが豊富です。

アクセス大洗駅から徒歩20分
料金無料
営業時間24時間
レンタルなし

館山港(千葉県)

房総半島南端の館山市にある港で、温暖な黒潮の影響を受け魚種が豊富です。
防波堤・岸壁から様々な釣りが楽しめます。

アジ・サバ・イワシのほか、温暖な海域特有のメジナ・イシダイ・ブダイなども狙えます。
秋にはアオリイカが接岸し、エギング(イカ釣り)の人気スポットとなります。

アクセス館山駅から徒歩15分
料金無料
営業時間24時間
レンタル近隣釣具店で対応

これら10の海釣りスポットは、初心者から上級者まで幅広く楽しめます。
有料施設は設備が充実し安全性が高く、無料スポットは本格的な釣りが楽しめます。
まずは安全な海釣り公園から始め、慣れてきたら無料の港や磯に挑戦するのがおすすめです。

関東おすすめ川釣りスポット8選

奥多摩フィッシングセンター(東京都)

奥多摩の自然豊かな渓流沿いにある管理釣り場です。
ニジマス・ヤマメ・イワナが放流されており、初心者でも確実に釣果が得られます。

餌釣り・ルアーフィッシング・フライフィッシングすべてに対応しており、道具レンタルも充実しています。
釣った魚はその場で塩焼きにして食べられるサービスもあり、家族連れに人気です。

アクセス奥多摩駅からバス10分
料金一般3,200円(1日)
女性・子供2,600円
竿・餌レンタル込みプラン4,500円
営業時間7:00-17:00(季節変動あり)
レンタルニジマス、ヤマメ、イワナ

秋川国際マス釣場(東京都)

あきる野市の秋川渓谷にある管理釣り場で、広大な敷地に複数の釣り池があります。
初心者向けの簡単な池から、上級者向けの難易度の高いエリアまで揃っています。

ニジマスが主体で、サイズも30-50cmの大型が多く放流されています。
バーベキュー施設も併設されており、釣りとBBQを一緒に楽しめます。

アクセス武蔵五日市駅からバス15分
料金一般4,400円(1日)
女性・子供3,600円
営業時間7:00-17:00
レンタルニジマス

中禅寺湖(栃木県)

日光国立公園内にある標高1,269mの高原湖です。
ヒメマス・ホンマス・ブラウントラウト・レイクトラウトなど、多彩なトラウト類が生息しています。

ボート釣りと岸釣りがあり、初心者は岸から始めるのがおすすめです。
美しい景色の中でのフィッシングは格別で、観光とセットで楽しめます。
遊漁券の購入が必要です。

アクセス日光駅からバス40分
料金遊漁券1,500円(1日)
営業時間日の出から日没まで(4月-9月の解禁期間のみ)
レンタルヒメマス、ホンマス、ブラウントラウト

利根川(群馬県・茨城県)

関東最大の河川で、上流から下流まで様々なポイントがあります。
群馬県みなかみ町周辺ではアユ釣りが盛んで、中流域ではコイ・フナ、河口付近ではスズキ・ハゼなどが狙えます。

アユ釣りは友釣り(生きたアユをおとりに使う釣法)が主流ですが、初心者はドブ釣り(餌釣り)から始めるのがおすすめです。
遊漁券が必要です。

アクセスポイントにより異なる
料金遊漁券2,000-3,000円(漁協により異なる)
営業時間日の出から日没まで
レンタルアユ、コイ、フナ、ウグイ、スズキ(河口)

那珂川(栃木県)

鮎釣りの名川として知られ、水質が良く美しい渓流です。
アユ・ヤマメ・ニジマスなどが生息し、多くの釣り人が訪れます。

初心者向けの管理釣り場もあり、本格的な渓流釣りへのステップアップに最適です。
遊漁券の購入が必要で、釣具店やコンビニで入手できます。

アクセスポイントにより異なる
料金遊漁券1,500-2,500円
営業時間日の出から日没まで
レンタルアユ、ヤマメ、ニジマス

多摩川(東京都・神奈川県)

都心を流れる大河川で、上流から河口まで多様な環境があります。
上流域の御岳渓谷ではヤマメ・ニジマス、中流域ではアユ、河口付近ではスズキ・ハゼ・ボラなどが釣れます。

アクセスが良く、仕事帰りにも立ち寄れる都市型河川です。
上流域では遊漁券が必要ですが、河口付近は不要です。

アクセスポイント多数
駅から徒歩圏内の場所も多い
料金上流域は遊漁券1,000-2,000円
河口付近は無料
営業時間24時間
レンタルヤマメ、アユ、スズキ、ハゼ

相模川(神奈川県)

神奈川県を流れる大河川で、アユ釣りやコイ釣りが盛んです。
中流域は広々とした河原が続き、ファミリーでの川遊びと釣りを同時に楽しめます。

ルアーフィッシングでスモールマウスバスやナマズを狙う釣り人も多いです。
遊漁券が必要な区間と不要な区間があります。

アクセス相模線沿線の各駅から徒歩でアクセス可能
料金遊漁券1,500-2,000円(区間による)
営業時間日の出から日没まで
レンタルアユ、コイ、フナ、ナマズ、スモールマウスバス

荒川(埼玉県・東京都)

関東を代表する大河川で、上流から河口まで多様な釣りが楽しめます。
秩父方面の上流域では渓流釣り、中流域ではアユやコイ、河口付近ではスズキやハゼが人気です。

河川敷が整備されており、足場が良く安全に釣りができます。
都心からのアクセスも良好で、気軽に訪れることができます。

アクセス沿線の駅から徒歩またはバス
料金上流域は遊漁券1,500-2,000円
下流域は無料
営業時間24時間
レンタルヤマメ(上流)、アユ、コイ、フナ、スズキ、ハゼ(河口)

川釣りは海釣りと異なり、遊漁券の購入が必要な場所が多いです。
また、禁漁期間(魚の産卵期を保護するため釣りが禁止される期間)があるため、事前に確認しましょう。
管理釣り場は年間を通して釣りができ、初心者におすすめです。

関東おすすめ湖釣りスポット7選

芦ノ湖(神奈川県)

箱根の中心にある景勝地で、ブラックバス・ニジマス・ブラウントラウトなどが生息しています。
岸釣りとボート釣りがあり、ボートをレンタルすれば広範囲を探れます。

遊漁券の購入が必要で、1日券1,000円程度です。
観光地のため周辺施設が充実しており、釣りと観光を組み合わせて楽しめます。

アクセス箱根湯本駅からバス40分
料金遊漁券1,000円(1日)
ボートレンタル3,000-5,000円
営業時間日の出から日没まで
レンタルブラックバス、ニジマス、ブラウントラウト

河口湖(山梨県)

富士五湖の一つで、富士山を望む絶景の中で釣りができます。
ブラックバス・ニジマス・フナ・ワカサギなど多彩な魚種が生息しています。

ワカサギ釣りは秋から冬にかけてがシーズンで、ドーム船に乗って楽しめます。
初心者向けのガイド付きプランもあり、手ぶらで参加できます。

アクセス河口湖駅から徒歩またはバス
料金遊漁券800円(1日)
ワカサギ釣りドーム船4,000-5,000円
営業時間日の出から日没まで(ワカサギ釣りは早朝から)
レンタルブラックバス、ニジマス、ワカサギ、フナ

山中湖(山梨県)

富士五湖最大の湖で、ブラックバス・ニジマス・ワカサギ釣りが人気です。
岸釣りのポイントが豊富で、車を横付けできる場所も多くあります。

ワカサギ釣りは9月から翌年4月頃までがシーズンで、ドーム船やボートからの釣りが楽しめます。
数釣りが期待でき、初心者でも100匹以上釣れることもあります。

アクセス富士山駅からバス25分
料金遊漁券800円(1日)
ワカサギ釣りドーム船4,500円前後
営業時間24時間(ワカサギ釣りは日中)
レンタルブラックバス、ニジマス、ワカサギ

相模湖(神奈川県)

相模原市にあるダム湖で、ブラックバス・ワカサギ釣りのメッカとして知られています。
都心から1時間程度とアクセスが良く、週末は多くの釣り人で賑わいます。

ブラックバスは年間を通して狙え、ワカサギは10月から翌年3月頃がシーズンです。
ボートレンタルが豊富で、初心者向けの手漕ぎボートから免許不要のエレキボートまで揃っています。

アクセス相模湖駅から徒歩5分
料金遊漁券800円(1日)
ボートレンタル2,500-4,000円
営業時間日の出から日没まで
レンタルブラックバス、ワカサギ

奥多摩湖(東京都)

東京都の最西端にあるダム湖で、豊かな自然に囲まれています。
ニジマス・ブラウントラウト・ブラックバスが生息し、ルアーフィッシングが盛んです。

水質が良く、魚のコンディションが良いのが特徴です。
春と秋がベストシーズンで、大型のトラウトが狙えます。

アクセス奥多摩駅からバス15分
料金遊漁券500円(1日)
営業時間日の出から日没まで
レンタルニジマス、ブラウントラウト、ブラックバス

榛名湖(群馬県)

群馬県高崎市にある標高1,100mの高原湖です。
ワカサギ・ニジマス・ブラックバスが釣れ、特にワカサギ釣りが有名です。

冬季は氷上ワカサギ釣りが楽しめる年もあり(氷の厚さにより判断)、関東では貴重な氷上釣りスポットです。
ボート釣りと岸釣りの両方が可能で、景色も美しいです。

アクセス高崎駅からバス90分
料金遊漁券700円(1日)
ボートレンタル3,000-4,000円
営業時間日の出から日没まで
レンタルワカサギ、ニジマス、ブラックバス

霞ヶ浦(茨城県)

日本第二位の面積を誇る湖で、ブラックバス釣りの聖地として全国的に有名です。
広大な湖のため、ポイントが無数にあり、自分だけの釣り場を見つける楽しさがあります。

岸釣りのポイントが豊富で、車を横付けできる場所も多いです。
ブラックバスのほか、コイ・フナ・ナマズ・ライギョなども生息しています。

アクセス土浦駅周辺から車で各ポイントへ
料金無料(遊漁券不要)
営業時間24時間
レンタルブラックバス、コイ、フナ、ナマズ、ライギョ

湖釣りは波が穏やかで、海釣りより初心者に優しい環境です。
管理釣り場は確実に釣果が得られ、自然湖はゲーム性が高く達成感があります。
ワカサギ釣りは冬の風物詩で、家族で楽しめる人気のアクティビティです。

初心者が釣りを始める4つのステップ

ステップ1:行きたい場所と釣りたい魚を決める

まずは本記事で紹介した25スポットから、自宅からアクセスしやすい場所を選びましょう。
初めての方は、海釣り公園や管理釣り場など、設備が整った有料施設がおすすめです。

釣りたい魚を決めることで、必要な道具や釣法が明確になります。
アジ・サバなら海のサビキ釣り、ニジマスなら川や湖の管理釣り場、ブラックバスなら湖のルアーフィッシングといった具合です。

季節も重要な要素です。
本記事の季節別魚種カレンダーを参考に、今の時期に釣れる魚を選びましょう。

ステップ2:必要な道具を準備する

手ぶらプランを利用する場合

初めての方は、道具レンタル付きのプランがおすすめです。
海釣り公園や管理釣り場の多くが手ぶらプランを提供しており、竿・リール・仕掛け・餌がセットで3,000-5,000円程度です。

自分で道具を揃える場合

釣具店で「○○釣り初心者セット」という商品を探しましょう。
海釣り用、川釣り用など用途別に揃っており、3,000-5,000円程度で購入できます。

店員さんに「初めての釣りで、○○に行って△△を釣りたい」と伝えれば、必要な道具を教えてくれます。

最低限必要なもの

  • 竿とリール
  • 仕掛け(針や糸の組み合わせ)
  • 餌または疑似餌(ルアー)
  • バケツまたはクーラーボックス
  • タオル、軍手
  • 帽子、日焼け止め

ステップ3:現地で釣りを実践する

現地に到着したら、まず周囲の釣り人を観察しましょう。
どんな釣り方をしているか、どのポイントで釣れているかをチェックします。

わからないことがあれば、近くの釣り人やスタッフに質問するのも有効です。
釣り人は基本的に親切で、初心者に教えることを楽しむ方も多いです。

最初は釣果にこだわらず、釣りの流れ(仕掛けを投げる→待つ→引き上げる)を体験することが重要です。
魚が釣れなくても、自然の中で過ごす時間自体が価値ある体験です。

ステップ4:次回に向けて振り返る

釣行後は、良かった点・改善点を振り返りましょう。
どの時間帯に魚が釣れたか、どの仕掛けが有効だったか、次回試したいことなどをメモしておくと上達が早まります。

釣果情報サイトやSNSで、同じ場所の最新情報をチェックするのもおすすめです。
「○○でアジが好調」「△△でワカサギの釣果増加」といった情報が得られます。

釣りが楽しかったら、自分の道具を揃えて本格的に始めましょう。
最初は安価なセットで十分ですが、続けるうちに自分好みの道具が欲しくなるものです。

釣りのマナーと安全対策

守るべき基本マナー

ゴミは必ず持ち帰る

釣り場にゴミを残すことは厳禁です。
使用済みの仕掛け・餌の袋・飲食物の容器などは必ず持ち帰りましょう。
釣り糸は自然分解されないため、放置すると野鳥や魚が絡まる原因となります。

挨拶を大切にする

釣り場に到着したら、近くの釣り人に軽く挨拶しましょう。
「おはようございます」「こんにちは」の一言で、トラブルを防ぎ、情報交換のきっかけにもなります。

他の釣り人との距離を保つ

混雑している場合でも、最低でも3-5m程度は間隔を空けましょう。
仕掛けが絡まるトラブルを防ぎ、お互いに快適に釣りができます。

釣り禁止エリアを守る

港や公園には釣り禁止のエリアが設定されている場合があります。
看板や標識を確認し、ルールを守りましょう。

騒音に配慮する

大声で話したり、音楽を大音量で流すのは他の釣り人の迷惑になります。
静かに釣りを楽しむのがマナーです。

安全対策

ライフジャケットの着用

海釣りや湖でのボート釣りでは、ライフジャケット(救命胴衣)の着用が基本です。
万が一の転落時に命を守ります。

天候の確認

釣行前に必ず天気予報を確認し、荒天が予想される場合は中止しましょう。
雷が鳴ったら即座に避難し、台風接近時は絶対に釣りに行ってはいけません。

滑りにくい靴を履く

防波堤や磯は濡れて滑りやすいため、滑り止めの付いた専用シューズを履きましょう。
サンダルやスニーカーでの釣りは危険です。

熱中症対策

夏場は帽子・日焼け止め・水分補給が必須です。
こまめに水分を取り、日陰で休憩しながら釣りをしましょう。

虫刺され対策

川釣りや湖釣りでは蚊やブヨに刺されることがあります。
虫除けスプレーを使用し、長袖・長ズボンの着用が推奨されます。

針の取り扱いに注意

釣り針は鋭く、刺さると危険です。
仕掛けを準備する際や魚を外す際は慎重に扱い、子供が使う場合は大人が見守りましょう。

よくある質問TOP10

Q1:全くの初心者ですが、一人で釣りに行っても大丈夫ですか?

はい、問題ありません。
海釣り公園や管理釣り場なら、スタッフが常駐しており、困ったときに助けてくれます。

初めての方は、釣り教室や体験プログラムに参加するのもおすすめです。
多くの施設が初心者向けの講習を実施しており、基本から丁寧に教えてくれます。

一人での釣行に不安がある場合は、釣りサークルやSNSのコミュニティで仲間を見つけるのも良い方法です。

Q2:釣りにはどれくらいお金がかかりますか?

初回は手ぶらプランを利用すれば、5,000-7,000円程度(施設利用料・レンタル料・餌代込み)で楽しめます。

自分で道具を揃える場合、
初心者セット(3,000-5,000円)+ 小物(2,000円)+ 施設利用料(500-1,000円)+ 餌代(500円)で、合計6,000-8,000円程度です。

道具を一度揃えれば、次回からは施設利用料と餌代のみで、1回あたり1,000-2,000円程度で楽しめます。

Q3:釣った魚は食べられますか?

はい、多くの魚は食べられます。
ただし、海釣り公園などでは持ち帰りサイズの制限がある場合があります。
小さすぎる魚はリリース(逃がす)するのがマナーです。

魚の締め方(活き締め)や血抜きの方法を学ぶと、より美味しく食べられます。
YouTubeなどで「魚の締め方」を検索すると、多くの解説動画が見つかります。

鮮度を保つためクーラーボックスと氷を持参し、釣れたらすぐに冷やしましょう。

Q4:子供と一緒に釣りに行きたいのですが、何歳から可能ですか?

5-6歳から親子で楽しめます。
海釣り公園は安全柵が完備されており、小さな子供でも安心です。

子供用の短い竿(2-3m程度)を用意し、サビキ釣りなど簡単な釣法から始めましょう。
アジやサバがたくさん釣れると子供も大喜びします。

ライフジャケットの着用、トイレの場所確認、日焼け・熱中症対策を万全にして出かけましょう。

Q5:釣り竿はどうやって選べばいいですか?

初心者は長さ2.4-3.6m、万能タイプの竿がおすすめです。
海釣りなら「万能竿」や「投げ竿」、川釣りなら「渓流竿」や「万能竿」、湖釣りなら「ルアーロッド」が一般的です。

釣具店で「初めての釣りで、○○に行く予定です」と伝えれば、適した竿を提案してくれます。
価格は3,000-10,000円程度で、最初は安価なもので十分です。

Q6:釣りに行くのに適した時間帯はいつですか?

一般的に、朝マズメ(日の出前後)と夕マズメ(日没前後)が魚の活性が高く、釣れやすい時間帯です。

海釣りでは潮の動きが重要で、満潮・干潮の前後2時間が狙い目とされています。
潮見表(ネットで検索可能)を確認して出かけましょう。

川釣りや湖釣りも早朝が有利ですが、日中でも十分釣れます。
初心者は明るい時間帯の方が安全で作業しやすいです。

Q7:雨の日でも釣りはできますか?

小雨程度なら可能ですが、大雨・強風・雷の場合は中止すべきです。
特に雷は非常に危険で、竿が避雷針の役割を果たし、落雷のリスクが高まります。

雨の日は魚の活性が上がることもありますが、足元が滑りやすく危険です。
レインウェアを着用し、十分注意して釣りをしましょう。

Q8:釣り糸が絡まってしまったらどうすればいいですか?

慌てず、ゆっくりとほどきましょう。無理に引っ張ると余計に絡まります。
どうしてもほどけない場合は、その部分を切って新しい仕掛けを付け直します。

糸の絡まり(バックラッシュ)を防ぐには、リールを正しく使うことが重要です。
初心者はスピニングリール(扱いやすいタイプ)を選びましょう。

Q9:魚が釣れない場合、どうすればいいですか?

釣りは「釣れない時間を楽しむ趣味」でもあります。
必ずしも釣果がなくても、自然の中で過ごす時間自体が価値があります。

釣果を上げるためには、仕掛けを変える・釣る場所を移動する・餌を変える・時間帯を変えるなどの工夫が有効です。
周囲の釣り人に「何が釣れていますか?」と聞いてみるのも良いでしょう。

Q10:釣りにハマったら、次にどんなステップアップができますか?

海釣り公園から始めた方は、無料の港や防波堤、さらには船釣りに挑戦できます。
管理釣り場から始めた方は、自然渓流や本格的な湖でのバス釣りに進めます。

ルアーフィッシング、フライフィッシング、エギング(イカ釣り)など、様々な釣法を学ぶのも楽しいです。
釣りは一生続けられる奥深い趣味で、上達の喜びが尽きません。

まとめ|関東の豊かな釣り環境を楽しもう

関東エリアには、初心者から上級者まで楽しめる多様な釣りスポットが揃っています。
本記事で紹介した海・川・湖25選は、アクセスが良く、設備が整っており、確実に釣果が期待できる場所ばかりです。

海釣り公園なら安全柵完備で家族連れでも安心、管理釣り場なら確実に魚が釣れ、初心者の練習に最適です。
無料の港や川なら本格的な釣りが楽しめ、達成感も格別です。

釣りは道具・餌・施設利用料を合わせても1回5,000-10,000円程度で楽しめ、一度道具を揃えれば次回からはさらに安価です。
自然の中で過ごす時間、魚との駆け引き、釣れた時の喜び、そして釣りたての魚の美味しさと、多くの魅力が詰まっています。

「釣りを始めたいけど一歩が踏み出せない」そんな方は、まず手ぶらプランがある海釣り公園や管理釣り場を訪れてみてください。
スタッフのサポートを受けながら、釣りの楽しさを体験できます。

季節ごとに釣れる魚が変わるため、一年を通して楽しめるのも釣りの魅力です。
春はメバル、夏はアジ、秋はサバとカマス、冬はワカサギと、四季折々の釣りを満喫しましょう。

関東の豊かな釣り環境を活用して、新しい趣味の世界に踏み出してみませんか。
今週末、あなたも釣り竿を持って出かけてみましょう。


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